え?中国産ばかり?国産のにんにくはなかなか手にはいらない

スーパーやデパートで見るにんにくの産地を気にしたことがありますか。にんにくの産地は日本各地にありますが、70%は青森産です。

ですが世界シェアの80%を占める中国産よりはるかに少ないです。そのため日本のあちこちで見る、売られているにんにくはほとんどが中国産となっています。では日本産のにんにくはスーパーやデパートでは手に入りづらいのはなぜでしょうか。

中国産と国産のにんにく生産量の違い

にんにくの生産量を国別に見てみると、日本の収穫量は13400トンとなっています。一方で世界でもっとも収穫量の多い中国では1年ににんにくを2000万トン収穫しています。つまり中国のにんにく収穫量は日本の1500倍近く違いがあるのです。中国産のにんにくは世界各地に出荷されていますが、日本への出荷量も多く、スーパーで見る中国産のにんにくは日本でもっとも多く取れる青森産のにんにくよりも多くなっています。

また輸入量を見てみると、国別では中国が99%となっており、日本国内に出回る輸入にんにくの大半を占めています。99%も占めているからこそ他の国から輸入されたにんにくを見ることは難しく、わずかに輸入されている韓国産やインド産、アメリカ産などを見ることはほとんどありません。

このように、入荷量、出荷量などから見ても、中国産のにんにくはスーパーでよく見かけるのです。さらに中国産のにんにくは安全性を十分チェックしており、1年を通してスーパーで購入できるシステムが確立しています。

国内で出回るにんにくの量

にんにくは日本国内でももちろん生産されていますが、70%を占めるのが青森産で13400トンとなっています。他の地域を見てみると香川県728トン、岩手県457トンと続いていますが、国内生産量は1万9700トンとなっています。

日本産のにんにくは6月が生産のピークで梅雨が始まる前に収穫されます。にんにくが出回るには収穫から20日ほど乾燥させてからになり、梅雨を過ぎた頃から国内産のにんにくがどんどん見られるようになります。ネットにたくさん入ったにんにくが見られるようになると夏を感じることができるでしょう。国内産はこのように、スーパーでも見ることができるのですが、旬が決まっていますので6~8月以外ではほとんど見ることができません。

一方、中国産のにんにくをはじめ、世界中で収穫できるにんにくは1年を通して流通していますので、1年のうちわずか4分の1しか出回らない日本産のにんにくは世界シェアの80%を占める中国産よりも手に入れづらいのです。

2015年6月11日 え?中国産ばかり?国産のにんにくはなかなか手にはいらない はコメントを受け付けていません。 にんにくの基礎知識